LS-OPT 例題 Linux環境での最適化計算実行 « ACS NEWS

LS-OPT 例題 Linux環境での最適化計算実行

2017 年 10 月 12 日 by yo yamgatta

前回実行した、Curve Mapping Multiple Case を使って、lsopt をLinux上で実行する方法を紹介する。
LSOPTuiは、Linux上でも使用できる。GUI環境が使えるならが以下の操作は必要はない。

1.LSDYNA実行パスの変更
  LSDYNA実行アイコン PCT2,6.10をダブルクリックしてソルバ実行コマンドをLinuxで使用する
  コマンドに変更する。 変更した状態を 任意のファイル名.lsopt として保存する。
 例) Save as “project.lsopt

2.Archive LS-OPT Database
  
Tools – Archive LS-OPT Databaseメニューを開く。Include History.x ボタンをチェックしてCreate.

  作業場所に lsopt_db というファイルが出力される。これを project.archive.lsopt にリネームする。
 現在2個のlsoptファイルが存在している。
  project.lsopt : ジョブ実行と最適化計算
  project.archive.lsopt : 最適化計算終了後のアーカイブファイル作成

3. 作業フォルダごとLinux上にコピーする

4. Linux上にLS-OPTインストール
    使用OSに適したlsopt_5_2_1_x64_OS名.tar.gz を任意の場所に保存、解凍、展開する。
   パス名 /任意の場所/LSOPT_EXE 下に実行モジュールが存在しているので、パス変数に追加する。
  lsoptui – GUI版起動コマンド
     lsopt – コマンドライン版起動コマンド

5. Linux上でLS-OPT実行
  % lsopt project.lsopt

ジョブ実行状況はテキスト形式で表示される。

実行終了

6.全解析結果のデータをひとつに纏める
   % lsopt project.archive.lsopt

  lsopack_h.tar.gz ファイルに全解析結果が纏められる。
 このファイルを Windows上に転送して解凍すると 
    ”lsoPack”   
 フォルダ以下に全てのデータが展開される。
 project.lsoptファイルも含まれているので、ここでLSOPTUI を起動してポスト処理を行う事ができる。

 

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