前回紹介した通り、各マシンとも「若干の調整」を行ってから、TopCrunch Neonモデルを実行した
際の計算時間の比較を示す。赤は格段での最速である。
1,2コアでは、4790Kが最速。4コアでは1650V3がほぼトップ、6コアでは5930Kが速くなる傾向だ。
8コアは、5960Xしかないので、当然どのソルバでも最速になる。
表中、1650V3 MPP*4の結果はどう見てもおかしいように思える。ベンチマーク中誰かが使っていたのか?
自分なりの結論は、
・所有ライセンスが少ない(4以下)なら、Core I7 4790K (4.5GHz OCモデル)
ただし、最大メモリは32GBまでとなる。
・メモリを沢山積みたいなら、Xeonを選ぶしかない。i7は、最大でも64GBまでしか対応していない。
・解析用には、コア数よりもクロック数の高いモデルを選ぶべきだ。
・「若干の調整」で性能は劇的に変わる場合がある。
ただし、オーバークロックに相当すると思われるので注意が必要。