先月までは、lspp(lsprepost)4.0=正式版、4.1=β版、4.2=α版だった。
先週開催されたlsdynaユーザ会以降は、4.1=正式版、4.2=β版となった。
早速最新版を入手して起動してみると、4.1では、βの文字が消えている。
(以降linux64bit版の画像)
4.2は、αからβとなっているのが確認できた。
4.1と4.2の違い
違いは、ICFD結果ファイルの扱いにある。最初に注意点として、ICFDの結果
を読み込んだ時点で、レンダリングモードがNORMALとなり、以下の確認
を求めてくる。(4.1, 4.2共通)
ここで Fast Renderを選んでしまうと、結果表示で必ず落ちる。ICFDの場合
は、Normalで我慢するしかない。
4.1でICFDの結果を読み込むとCFDメニューが現れる。FRINGの表示等は
通常の構造解析結果と同じメニューを使う。
グラフィックボードによっては、結果表示が斑模様に表示されることがある。
4.2では、MSメニュー – ICFD – 専用メニューが表示される。
Fringe変数の指定は、Display Optionsの Color by で選択する。
下部メニューのメッシュ線指定等は、ICFDメッシュには無効で、Display
Optionsメニューの Mode での設定が有効となる。
従来からの表示方法も使用できるが、斑模様を見せられる場合があるので
専用メニューを使うべきである。