ls980の電磁場解析機能(EM)をテストしてみました。
関係するファイルは、サイトにアップしてあります。
– ls980_d_Dev_76889 : 現状ライセンスで実行可能な980
– documents : DRAFT-3がls980で追加されたEM,CESE, ICFDのマニュアル。
– examples : EM機能テスト例題 7個
とりあえず、forming.tar.gzを試してみました。
3つのファイルが含まれていて、i_forming.in がメインのデータ。
lsprepostで見てみると、
ひっくり返してみると、コイル(黄色)らしき物体
ブルー=ダイ グリーン=ブランクのようです。
電磁力による塑性加工?
ここで、状況をクリアにしたいので、宣言しておきます。
「私は電磁気学はド素人です! はっきり言って良く分かりません!」
本来は、問題を解く前に教科書や、理論マニュアルを読んで理解してから
始めたほうが良いに決まってます。が人生残り時間を考えたら、余分な事に
時間を割くより、先ずは例題を走らせて様子を観察してみることにします。
DOS> ls980*** i=i_forming.in
これで計算実行開始。実行中の出力がいつもの構造解析と全く違う。
やたらとBEMの文字が出てくる。ちなみに、普通の構造解析は
待つこと約40分で計算終了。
最終ステップでのブランクの変形と塑性ひずみ。
EMの解析結果は、VECTOR PLOTで行います。
Current Density
Magnetic Field
ローレンツ力
Vector Potential
この解析用として、lsprepost4.1では大幅に表示機能が強化されるようです。