CentOS8の次は、CentOS Stream となって、RHELと互換性がなくなる?
みたいなニュースがちょっと気になっていました。CentOSがなくなったら困る、、、
では、どうすれば良いか?? この辺り詳しくはないのですが、丁度AlmaLinuxという
今後も互換性を維持できるLinuxがリリースされたらしいので試してみました。
https://almalinux.org/
のダウンロードサイトから一番大きなISOをダウンロードしました。
2層式DVDで、ISOイメージを夜行と思ったら、大きすぎて入らず、、、BD-R に焼きました。
CentOS8.3 をインストールしたマシンがあり、これは今後使わないと予想して、AlmaLinuxを
入れ替えることにしました。
インストール方法は、CentOS と同じです。HDD全てAlmaLinux用に自動設定でインストールしました。
デフォルトのデスクトップ背景が、AlmaLinuxになっている以外、同じでした。
これ以降、自分が使うOpenGL系ソフトを動かすため、NVIDIAドライバ等をインストールして
設定完了、LSPP, DEP MW 等全て問題なく動作するようになりまいした。
ここの手順も、CentOS8.3 と全く同じ順番でできました。
これらの手順は、色々なサイトを参考しながらに行いましたが、次回のため以下に纏めておきます。
1. NVIDIAドライバダウンロード
NVIDIAのサイトから、自分のグラボ用のドライバ(今回は440)をダウンロードします。
任意の場所、例えば /tmp に置いておきます。
2, NOUVEAUドライバ削除
デフォルトでインストールされるNOUVEAU ドライバを動かないようにしないと、NVIDIA
本来の性能を発揮できません。
#systemctl set-default multi-user.target
#reboot
#root でログイン
#/etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.conf を作る。
中身は
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0
または、最初にNVIDIAドライバをインストールすると、NOUVEAUが居るからダメ、
と一回目は失敗しますが、このとき /etc/modprobe.d に
nvidia-installer-disable-nouveau.conf が作られます。
中身は上記を同じなので
#cd /etc/modprobe.d
#mv nvidia-installer-disable-nouveau.conf blacklist-nouveau.conf
#dracut --force
#reboot
#root でログイン
3. 必要なパッケージをインストール
#dnf install kernel-devel
#dnf install kernel-headers
#dnf install elfutils-libelf-devel
#dnf install gcc make
上記は一回のコマンドで全部記載して実行してもいいのですが、打ち間違いがあると
やかこしいので、パッケージ毎に実行した方が良いと思います。
4. NVIDIAインストール
#cd /tmp
#bash NVIDIA-Linux-x8664-440.82.run
いくつか問い合わせがありまうsが、全て YESにしました。
#systemctl set-default graphical.target
#reboot
5.各ソフトウエアの起動・動作確認
GUIモードで起動して、NVIDIAドライバが有効になっているはずです。
上記以外に以下のパッケージをインストールしました。
#dnf install tcl tk
#dnf install xorg-x11-fonts** ( **が重要です!!)
DEP MW2020だけ、起動時に以下のメッセージがでてしまう。
Failed to load "canberra-gtk-module"
ただし、普通に使えるので無視してもい良いかもしれないが、すっきりしたい。
しばしの間、調べまくった結果、
# dnf install libcanberra-gtk** ( **が重要です!!)
をインストールして全て解決しました。
ところで、今回のマシンはこれです。Windows10 で極めて不安定になり、ubunts,
CentOS 8 そして AlmaLinuxと OSテストマシンになってしまったヤツで、
グラボも、QUADRO K2200 とショボいですがOpenGL描画性能社内マシンで最高速です。
結論:予想してましたが、今のところ AlmaLinux8.3は、CentOS8.3 と同じでした。