前回は、LSDYNAの例で性能比較を示した。今回は、ANSOL T3D Rev348 GPU対応β版での
性能測定結果を紹介します。
テストモデルは、いつものウインドタービンモデルサンプルデータ。
これまでと異なるのは、2ステップ計算せた、2ステップ目の計算時間を測定値として採用
しています。
ANSOL GPU計算注意点
1)ハード導入直後、ANSOL GPU計算オプションは動作しなかった。(エラーストップ)
RTX 2080Ti を使うためには、CUDA 10.0以上に対応している必要がある。
(動作しなかったバージョンは、CUDA 9.2対応版)
2)CUDA 10.0以上対応により、既存ハードのグラフィックドライバも CUDA10.0以上に
対応(=最新版に更新)する必要がある。
古いまま実行した場合、CPUのみ実行時よりも相当遅くなる。(エラーメッセージなし)
自分の周辺にあるマシンで使えそうなもの全て実行した結果を以下に示します。
今回導入した Win10マシンですが、GPU計算を行えば、どのマシンよりも高速なのは良いとして、
CPUのみ(i9-9900K) では最も遅いという結果、、、何か納得できないが、これが現実か!!。