CentOS7 Skylake CPUマシンでのANSOL T3D 実行性能テスト結果です。
(1)ANSOL起動コマンド
2015年4月の、Linux版インストール紹介では、ANSOL起動コマンドを Aliasで
設定するように紹介しました。しかし、出力されるログファイルに開始・終了時刻を
出したかったので、次のように変更しました。
ANSOLインストール場所に ansolt3d を作成。内容は
date
multyx Transmission3Dcr.sdf
date
これだけです。ファイルを作成し終わったら、
% chmod a+x ansolt3d
で実行権を付加します。ansolt3dのaliasが生きている場合は、
%unalias ansolt3d
(2)テストモデル:ANSOL ExampleData WindTurbineGearBox\RollerBearingModel
2016年4月には、SSD速度効果で、2016年5月には、24コアマシンテストに使用したデータです。
(3)入力データと実行方法
入力データ
sesfile WindTurbineRollerBearings.ses
loadses
nthreads 8 :使用するマシンにより、並列数は変更
setup
calyxverbosity 1
conservememory off :メモリを最大限に使用する設定
memory_usage_level 3
exit
startanal
quit ok
実行方法 – Rev309使用
% ansolt3d < input.dat > output.list
(4)テスト結果
CentOS7 Core i7 6900K 8core 使用 経過時間 6,984秒 ピークメモリ61GB
Windows10 XEON 2687w 16core 使用 経過時間 6,515秒 ピークメモリ64GB
自分では結構良い性能だと思う、が、自分以外の社員は触りたがらないのが難点。