前回に続き、今週はデスクトップマシンを一台導入した。
おおまかなスペックは
・CPU Intel Core i7-5930K (6コア、3.50GHz)
・グラフィックス NVIDIA GeForce GTX980 (4GB)
・メモリ 64GB
・HDD : SSD512GB + 4TB HDD*2
このマシンの特徴は、全面にあるOCボタン一発でCPU&GPUがオーバー
クロックされることである。OC ONで6コア全てが3.9GHz で駆動される。
このボタンが、電源ボタンと非常に近い場所にあるので、押し間違えに注意
が必要である。実際、テスト中に間違えて電源ボタンを押してしまった。
i7 5930のハードは少し前にも導入してあったので、OCボタンの効果を測定
してみた。 今回のテストは、ANSYS V16.0による非線形構造解析である。
以下に測定結果を示す。数値は計算終了までの経過時間(秒)である。
i7-5930K 従来機 : 2011
i7-5930K今回導入機 : 1955
オーバークロックON : 1681
オーバークロックによるクロック上昇分以上に効果があった。
加えて、ANSYSは、HDDを多用するのでSSDの効果を試そうと、SSDだけで
実行してみたが、今回の問題では有意差なしの結果であった。