11月の末、Mortarコンタクトを使った陽解法の例を書いた。その後いくつかの問題でこの
オプションを使ってみたが、どうも普通の接触タイプと結果が異なる。
絵を掲載することはできないが、大きな減衰を与えて、時刻暦応答が ダラーーーーっと
なる感じだ。
この件に関して、開発担当者からコメントが届いた。
要約すると、
・Mortarコンタクトは、主にImplicitに使用するべきだが、Explicitにも使えることは使える。
(これまでの資料を見直すと、「使える」とは書いてあるが、優れているとは書かれていない)
・最大の短所は、計算効率。Implicitでは問題にならないが、Explicitではそうはいかない。
・Explicitでも、少数のユーザは、滑らかで正確な接触圧力分布が欲しい場合に使っている。
が、これはExplicit解析においてMortarコンタクトを積極的に推奨する理由にはならない。
・これらを解決するためには、いつの日かバケットソート頻度など改良するべき必要があるが、
その日がやってくるような気はしない。
Mortarは、IMPLICIT解析だけで使ってください。