ネット検索で、”フリーFEM” を検索すると数多くのソフトが表示される。
このなかで、耐火物技術協会のページがとても参考になった。早速試そう。
このページでは、6つのフリーソフトが紹介されている。インストールしてみようと思ったのは以下の3種類。
No.4 Elmer
No.5 Calculix (Windows版実行モジュール)
先ずは、Elmerをダウンロードしてインストール。起動してみる。
起動画面、カッコいい。
結構シンプルな画面構成。 サンプルファイルを探して開いてみる。
メッシュが表示された。この次は何をする?
このまま実行しようとRUNを指定したが、エラーとなる。(インストール時にパス名が長すぎる?のエラー出ていたためか?)
マニュアルは、Web上にある。ざっと眺めてみたが、マルチフィジックスソルバなので理解するのが大変そうだ。
まともに使えそうな印象はあるが、勉強している時間がない、あきらめよう。
次に、Z88Auroraをダウンロード、インストール、起動してみた。アイコンの数が凄いぞ!!
サンプルファイルを探したがわからない。ここであきらめた。
最後にCalculixをダウンロード、インストール。インストール時には、32bit, 64bitの選択を間違えないように。
インストールが終了するとHELPが起動される。入力データは、ABAQUS準拠(同じではない)なので理解しやすい。
起動はシンプル。スタートメニュー Calculix Commandから行う。
自分が持っているサンプルデータ(ABAQUSのを少し手直し)を使って実行してみる。
間違いなく64bit版が動いている。
計算が終わったので、ポストプロセッサ cgx で結果確認。
超ダサッ!!クルマのインパネに例えれば、Z88はクラウン、こちらは昔の軽トラか。 これじゃなあ、と思った人は使わない方が良い。
入力フォーマットはABAQUSと殆ど同じなので新しいことは覚えなくていいし、出力ファイル内容もシンプルそのもの。見ただけで理解できた。
私の場合、専用のPRE&POSTは使う予定がないので全く問題ない。LSDYNAをサポートする身でありながら何だが、フリーのFEM Calculix をちょこっとテストしてみようと思う。