ANSOL iSYS – PreProcessor for Transmission 3D « ACS NEWS

ANSOL iSYS – PreProcessor for Transmission 3D

2014 年 4 月 18 日 by yo yamgatta

ANSOL  DR.Sandeep M Vijayakar 社長。今回は久々の来日となった。
初めて彼に会ったのは、2003年だったと思う。その後彼のソフトを日本で販売す
るにあたって、簡単な教育を受けた時は驚いた。

○ 彼の頭の中の座標系は、全て円筒座標系である。
○ 複雑なギヤシステムを見ただけで即刻理解してしまう。
○ C, Fortran, C++, C#, アセンブラ 等の言語を自由に操れる。

この分野において、彼はスーパースターであり、天才だと思った。
(しかしながらギヤ&プログラミング以外興味なし。商売っ気もなし)

そういう彼が、プロジェクトとしてANSOL社内のみで使っていたTransmission3Dを
数年前から販売を始めた。きっとプロジェクトが多すぎて自分でデータ構築するのが
面倒になったのだろう。

TX3d-sample

ギヤシステム全てを組み上げ、他システムで作成したケーシングに入れて、全てFEM
の接触解析で解くことが出来るシステムである。機能は素晴らしいのだが、データ作成
がSandeep氏以外は殆ど不可能な位難しい。  自分達も、Sandeep氏に頼むしかない
と諦めていたのだが、今回新開発のプリプロセッサ ”iSYS”  を持ってきた。

彼自身が、WPF(Windows Presentation Foundation)を学習しながら3年かけて書き
上げたらしい。最初に見て驚くのはウインドウ枠上にメニューが沢山あること。

isys-menu-1

ツリーを構築して、中央画面で仕様を指定すれば部品が追加されるようになっている。
中央画面もオンスケール表示であり、必要に応じて3Dで表示される。

isys-menu-2

午後、天気は良くなかったが少しだけ市内見学へ連れて行った。
「おさかな市場」が一番気に入ってもらえたようだ。海外に行ったら先ずは市場見学だ。

fish-mkt-ansol-IMG_3573

 

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