ANSYSに続いて、LSDYNA陰解法のベンチマーク結果を紹介する。
使用データは、以前GPU性能測定に使用したモデルデータである。
SOLID3 (N*557701, SOLID*540000)
このモデルを直接法で解くには、32GB以上のメモリサイズが必要である。
はじめに、XeonとCore-i7での比較。
どちらもインコアで解くための十分なメモリを搭載している。
結果、この問題では大差なし。古いバージョンよりも並列化効率が良いようだ
次に、Xeonのベンチマークとは関係ないが、こんな測定を行ってみた。
課題:急いで答えが欲しいが、問題が大きすぎてインコアでは解けない。
さて、どちらで実行した方が早く答えがでるか?
1)実行時メモリサイズを空き領域以内で指定。ソルバのアウト・オブ・コア解法に頼る
2)空き領域は無視して、インコア解法に必要なメモリサイズを指定。OSのスワップに任せる
やはり、スワップ(ページファイル)させてはいけないようだ。
MEMORYパラメータでの指定サイズは、実メモリ以内に抑えるべきである。