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2013 年 10 月 のアーカイブ

Deep Purple 18年振りの来日

2013 年 10 月 30 日 水曜日

10/25 ウドーから上記メールが届いた。プレミアム会員専用先行予約可能。
デープパープルは、1970年代前半に大ブレーク。
(社員に尋ねたら、全員「知りません」)

メンバーは皆かなりの高齢になってしまったので、盛り上がるかどうか分からないが
今回見なかったら、もう見る機会はない!! という気がしてチケット申し込み完了。
来年 4/12 東京武道館 終わった後の友人のと飲み会が楽しみ。

lsdyna で使用できる最大メモリ

2013 年 10 月 29 日 火曜日

lsdyna実行時パラメータ MEMORY=nwds  (nwdsはワード数)で指定可能な最大値について。

64bit版
倍精度版:余程でない限り、搭載メモリ分使用可能
     32GB搭載なら、32GB/8 = 4GBワード=4000Mワード
単精度版:32bit整数の上限が限界値となる。
     符号付32bit整数の上限は、2147483647 → 2147Mワードが上限。
             これ以上のサイズが指定された場合、「倍精度を使え」 とメッセージを出して終了する。

R7.0からの新機能  :  MEMORY=3000M と打ち込むのが面倒なら、 MEMORY=3G でOK。
(もっと前のバージョンから使えたかもしれないが、今日気付いた)
     
32bit版
OS上の制約により理論上最大=4GB、実際には3.25GB。lsdynaで使用できるのはこの半分程度。
倍精度版では 200M、 単精度版では 400M程度まで。

64bit単精度版で上限以上のメモリサイズを指定した場合

lsdyna_single_64_max

MotoGP日本グランプリ2013 @ もてぎ

2013 年 10 月 28 日 月曜日

ダブル台風のおかげで、金・土曜と現地観戦はパス。
日曜日は晴天となったので、現地へ出発。

かなりの観客数だ!!

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わんちゃんも多い

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ちょこっとお買い物したかったが、レース開始直前なのでマイー座席へ直進。

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今回の座席は、90度コーナー Z席。少し遠いのでひたすら歩く。

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普段は見られない、満員のZ席。満員につき昼食やきそば売り切れ、トイレ10分待ち。

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レース運営はてきぱきと進む。日本人ライダーもがんばった。
普通のデジカメだと、これが精一杯のショットなのだ (と自分に言い聞かせる)

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レースが終わって、駐車場までひたすら歩く。

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帰路は久しぶりの渋滞。何故か渋滞になったことがうれしかった1日。
(国内レースだと、渋滞なしにさっと帰れてしまうことに寂しさを感じるのである)


 

Tesla.vs.Geforce 描画性能比較

2013 年 10 月 24 日 木曜日

Core i7 4960X機に搭載した Nvidia Geforce GTX780の描画性能のテストを行った。

テスト条件
・使用データ:NCAC Toyota Yarisモデル解析結果(152フレーム)
・ソフト:lsprepost 4.1 2013/9/29版、全てFastレンダリングモード
・モニタ:同一にできなかったので、ボードにより異なる。
・撮影:iPhoneの動画で画面直接撮影。三脚なしにつき多少の手ぶれあり

どのグラフィックボードが速いかは、再生ボタンを押せば分かると思う。
何を選ぶかは速度と値段との兼ね合い。
選んだスペックが当たりかハズレかは、現物が届くまでわからない場合が多い。
この程度のベンチマークでも参考になれば幸いである。

Nvidia Geforce GTX780   (2560×1440)
     2013/10/24時点の最安値:\84,980

Nvidia TESLA C2075  (1980×1080)
    2013/10/24時点の最安値:\204,529


Nvidia Geforce GTS250   (1980×1080)
  2013/10/24時点の価格:不明、 2010年秋時点で1万円程度

R7.0におけるd3plotファイルのサイズ調整

2013 年 10 月 24 日 木曜日

9月にd3plotファイルサイズの調整方法を紹介した。その後、最新のマニュアルを見たら
R7から 実行時パラメータ X=scl の定義方法が変更になったことが分かった。
更に、マニュアルの記述にも誤りがあったので、実験結果を以下に示す。

先ずは、マニュアルの内容から
R7.0 ドラフト版マニュアルまで (PCフルインストール版に含まれている)
 scl=scale factor for binary file sizes (default=7)
   R6.1までは、前回紹介した方法でよかった。

R7.1最終マニュアル (Feb.2013)
  scl=scale factor for binary file sizes (Default=70 ただしR7.0以外)
  R7.0におけるデフォルトは 1024

従来 デフォルト=7 が、R7.0からは 1024 と随分と変わってしまったと思ったが
定義自体が変わったようである。

R6.1まで:scl=スケールファクター
R7.0から:scl=最大ファイルサイズ(MB単位) である。

デフォルトの1024も違っていて、実験結果では、デフォルト=4096であった。
どういうことかというと、d3plot01は4GBになるまで肥大化を続けるということである。
計算途中の結果を頻繁にチェックしたい場合などには向かない。
この場合、scl=256 程度にしておくのが使い勝手が良いだろうと思われる。

例)
    lsdyna i=input jobid=test X=256

    d3plot01,02,03 の最大サイズは 単精度版では256MB、倍精度版では512MB以下となる。

****注意****
倍精度版で、4GBを超えるd3plotを出力することができないバグがあった。
(ファイルシステムは、NTFSなので 4GB以上のファイル作成可能)
R7.0倍精度版を実行する場合、X=1024以下にしないと正しい結果の表示ができない。
推奨は、X=50 ~ 256 程度

Intel Core i7 4960X マシンテスト

2013 年 10 月 23 日 水曜日

前回解析用マシンとしてMASAMUNEを購入したのが、2013/03/07
それから一年半以上、解析専用マシンを導入しなかった。
理由は、
– XEON CPUは高くて買えない
– Core i7なら買えるが、しばらく最新CPUがリリースされなかった。
ことし9月に Core i7-4960Xが発売された。久しぶりの速そうなCPUである。
早速このCPUを搭載したマシンを購入することにした。今回の購入先は、
杜の都、仙台にあるUNIVさんである。

マシンスペック
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モデル名 = UNI-i7XX
購入台数 = 1
CPU = 水冷 Core i7 4960X 6core 3.60GHz
    (Turbo Boost時最大4.0GHz) 15MB
マザーボード = intel X79Express チップセット
メモリ = 64GB (8GBx8) DDR3-1600 Quad-Channel
HDD = S-ATAⅡ 2TB*4 台
光学ドライブ = Blu-Rayドライブ BD-R/RE/ROM DVD±R/RW/DL
ビデオコントローラ = NVIDIA GeForce GTX780  
                                 (3GB DVIx1 HDMI1.4a)
サウンド = Onbord HighDefinition Audio
OS1 = Windows 7 Professional SP1 64bit
ケース = UNIV標準サーマルアドバンスドシャーシミドルタワーケース黒
電源 = 800W 80PLUS認証 静音電源
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モニタは、ASUS製 WQHD解像度(2560×1440) 27型をアマゾンで注文した。

10/7に注文、10/18には本体が届いた。
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ここで即組み上げて、テストしたいところだが、釜山行きのため帰国後に開始。
本体は至ってシンプルである。
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ケース表下部に、”UNIV”の小さなシールが見える意外、余計な装飾は一切ない。
セットアップ中。64GBのメモリサイズ表示が心地よい。
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モニタ解像度設定。2560×1440 Display Portで接続一発。スピーカ接続も完了。
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マウス&キーボードでレシーバ一個。キーボードもワイアレスなのだが、充電用に時々
ケーブル接続が必要になる。

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設定完了して、ベンチマークを開始。

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今回もLSDYNA Topcrunch ネオンモデルを使って、
・i7-4960Xは、i7-990EXよりどれ位速くなったか
・i7-4960X上で、LSDYNA R6とR7 による性能差も検証してみる
MPP環境などは、R6も使用するので、前回の紹介したインストール方法と全く同じ。

それでは、以下がベンチマーク結果
univ_bench1
・4960Xによる性能向上の効果大。速くなったことを十分実感できる。
・R6.vs.R7の有意差は感じられない。

次は、GeForce GTX780のテスト結果をレポートする予定。

釜山レポート

2013 年 10 月 23 日 水曜日

10/18-20で韓国釜山に行ってきた。
行った理由:渡航目的は存在しない。
デルタのマイレージが切れそうになり、即行ける場所を探した結果である。
とにかくマイレージを使って無料でどこかに行くことが目的である。
今回は、社員の北村君もタダの恩恵にあずかるべく付いてきた。

先ずは証拠写真。有名なコーヒーチェーン店にて。

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航空会社は、デルタと同じ、スカイチームの大韓航空

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無料チケットなので、市内移動も安く済ませたいので、移動は全て地下鉄。
ほぼ全員がスマホを凝視するのは世界共通なのだろう。皆画面がデカイ!!

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ホテルは市内一の繁華街にある、超セレブなビジネスホテルを選んだ!
地下鉄駅から、ホテルまでの歩き方は、Googleストリートビューで事前練習済み。
しかし、リアルは写真通りには進まない。結局迷いながらも何とかたどり着いた。

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エンジェルホテル、一泊¥4,000ちょっと。朝食も食べようと思えば付いている。

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自分の部屋。値段を考えたら、広さ・設備とも申し分ない。素晴らしい。

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シャワーの排水がトイレ周辺を通る設計だ。
なのでシャワーを使った後は床がびしょびしょになるが、問題ない。

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問題はこれだ。ドアの「フロント」金具がない!!
ドアは閉まるがガタガタ。蹴れば開く状況だ。が、まあ、大きな問題ではない。

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放射線レベルも測定。部屋の中は、写真程度。外は 0.10μシーベルト以下であった。
これも問題なしとしておこう。

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以下釜山百景をどうぞ。

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ちょっきん、ちょきちょき

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街角のモナリザ

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皆が訪れる、有名な市場

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タコッ! 足の本数を数えてみよう。

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陳列手法が素晴らしい。

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これは、自分の朝食

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人気のある食べ物は、並んで買うのである。

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買えた。

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市内で一番高級な場所

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馬の前を通って、左側方面へ進む。

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ホテルへ入って、右側階段を上ると、そこは夢の国。アツくならない程度に。
絶対勝つやり方がある。それは

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プラスになったら終わりにして帰る、である。

多くの店は、外に向かって音楽を大音量で流しまくる。なので煩い(と感じた)

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ランチ

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コーヒーショップベランダ。

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有名な観光名所。地下鉄でどこでも行けるのである。素晴らしい。

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観光客が必ず昇ってしまう高い所。

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道中発見

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 朝食を求めて。ロッテホテルの裏辺りへ。
客は沢山入っているが、何の食堂か判別できない。北村君はここでビビル。
「何食べられるかわかんないですよ!」
自分、構わず入って、店員のおばちゃんと交渉。「キムチ鍋だけよ」
OK,食ってやろう!!

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日本人が観光ガイドブックに書いてある「おいしい店」にたどり着くことはほぼ不可能である。
ガイドブック:カタカナ店名、お店:ハングル表示のみ 
ちなみに、スマホの「ハングル文字翻訳機能」は未だ発展途上らしく、役立たずであった。

チキンとしなさい!

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 未だ休戦中なれど、地下街には、防毒マスク完備なので安心だ。

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lsdyna R7.0.1

2013 年 10 月 17 日 木曜日

今月始めにR7.0.1が公開された。
リリースノート等詳細情報なし、実行モジュールだけのバグフィックス版で
ある。実行モジュールは、ダウンロードサイト”R7.0.1″ にアップロードして
ある。

MPP版は、Linux64 IntelMPI版しか公開されていないので、もうしばらく
様子をみるつもり。

PlatformMPI 最新版をMPI フォルダに追加した。
 – PlatformMPI-09.1.0.1isv.w64.exe : Windows 64bit版
 – platform_mpi_09.1.0.1isv.x64.bin : Linux 64版

10/22追記

開発元からの情報
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This is a special release for AWE.
It is one platform only and no intension to produce release note.
AWEとは、英国のAtomic Weapons Establishment社のようである。
どこがスペシャルなのか情報出る事はないのでR7.0.1は削除した。
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とここまで事務的に書いてきたが、ここで終わっては余りに事務的、面白く
なさ過ぎて、誰も読まないだろう。

そこで特に必要はないが、これまで会社で使ってきた、そして今使っている
クルマ達を紹介しよう。

D1040309.JPG

 

左:最初に買ったFit。 2005年購入。
納車されたらナンバーが29だったので、”肉号” と呼ばれ親しまれた。

右:肉号後継のフィット。2010年購入。ナンバーは会社の電話番号

 

black_prius

肉号の次に購入したのが2代目プリウス。写真の場所は岩手大学構内。

買った当時(2006年)は、ハリウッドセレブ御用達だった。
しかし、時が経つに従って希少価値はゼロとなり、タクシーと間違われそうに
なり2011年秋に引退。

inst-volvo-fit

左:インサイト。プリウスの次に買ったのが、インサイト。
何故か自分はあまり使っていない。

中:ボルボS60  安全感が気に入って2011年春注文。
納車まで3ヶ月待ちで、秋納車。ちょっと赤が派手だったかも。

右:Fitシーズ。

3台並べると、日の丸カラーなのである。

volvo_tohoku

2013/4月 東北道岩手・青森県境辺りのパーキングで。
高速道では、ACCを使ってほぼ自動運転状態、長距離でも疲れ知らず。

 

lsprepost4.1 9/29版

2013 年 10 月 3 日 木曜日

久しぶりにLSPP4.1を更新して、以前問題のあった機能を試した。
(WinX64版のみダウンロードへアップ済み)

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まだら模様になるバグは修正されたようだ。(紹介しなかったが、毎月更新版チェックしていた)
アニメーションは何回でも問題なく実行できる。

<未解決>
・FriComp – FriRange ‘Dynaminc – Static’ を行き来すると、意図しない表示が実施される。
・R7新機能の結果を読み込むと、Normal Renderer にリセットされる。