前回、lspp4.1における要素選択について説明した。
この選択状態を保存したり、複数の選択状態を切り替えることができれば便利である。
実際に機能は用意されているのだが、思ったように動作しなし。
開発者へ問い合わせたところ、やはりバグだったようで、修正版を入手した。
以下に選択状態の保存方法を紹介する。
弊社サイトから最新版をダウンロード・インストールする。 lspp4.1 Win64 30Jun2013版のみ修正されている。
Eltol – Blank で要素を選択。 この例は、SIGMA-XXがプラスである要素を選択している。
Selectすると ブランクされる要素が一瞬白で表示される。移動・回転でこれは消える。
Save to Buffer – Buffer1から10まで、どれを選んでも良い。この例では、Buffer1に保存
一度 Unblank ALLして別の選択を行い、Buffer2へ保存。
UnblankALL – Load Buffer1 – UnblankALL – LoadBuffer2
Buffer1,Buffer2 を連続して行うと、両方のAND条件での選択となる。
使用中のBUfferには Blank(非表示とされた)要素数が表示される。
この選択状態は、外部ファイルjへ保存するこもできる。 次回はファイル保存について紹介予定。