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2013 年 4 月 のアーカイブ

LSDYNA R7.0 マニュアル更新他

2013 年 4 月 26 日 金曜日

LSDYNA  R7.0関係のファイルがいくつか更新されました。
ダウンロードサイトにアップしたものを記載しておきます。

・manual/DRAFT_VOL1,2,3_10Apr2013.pdf
相変わらずドラフト版のままですが、更新されています。
Vol3で、”ICFD”のインデックスがなくなっています。しかし中身は
あったので、インデックスを付け忘れたようです。

・lsprepost 4.0 & 4.1 最新版 (4/23版)
以下に紹介するサンプルデータを表示するためには最新版の
インストールが必要です。

・電磁場解析例題 induction heating test

example/R7.0/EM/inductionMove.tar.gz

lspp4.1最新版で表示すると、未だに全ての入力データがサポート
されていないらしく、警告が出ますが表示はできます。
これはLSTCのホームページに出ている問題ですね。

induction_input

とりあえず、実行して結果を見てみようと思ったら、終わらない!!
長そうなので待つのをあきらめて帰宅。朝来たら終わってました。
計算時間:約9時間(2CPU使用)
気軽に試すのはちょっと重いサンプルでした。
結果のムービー。ミゼス相当応力とローレンツ力のベクトル表示。

 

lsdyna R7.0 ICFD (Incompressible flow solver)

2013 年 4 月 4 日 木曜日

R7.0で追加された、ICFD解析機能のサンプルを紹介します.
(入力データは、ダウンロードサイト/Example/R7.0/ICFD_cyl_mov2.zip)

マニュアルVOL-IIIによると、ICFDの特徴は
・構造解析と完全に連成
・連成の度合いに応じて、陽的・陰的に連成
・ラグランジェメッシュにより自由表面、二層流の取り扱い可能
・基本的な乱流モデルがサポートされている
・LSDYNAでは初めてとなるボリュームメッシャーの採用
 (ユーザは*MESHキーワードで、境界メッシュを定義)
・流れの状況に対応してアダプティブリメッシュを行う
 境界レイヤメッシュ生成も考慮される。
・構造熱解析とも連成する

入力データ

lspp4.0でcyl_mov2.keyを表示した結果に説明を入れました。
(lspp4.1だとシェルメッシュが表示されなかったため)

icfd_cyl_move_input


早速実行してみます。Core i7 なら 1CPU使用で10分以下で終了します。
(R7.0 倍精度版推奨されています)
実行中のスナップショット。Implicit Dynamicソルバが動いています。

icfd_cyl_move_snap

結果表示

lspp4.0だと、シェ-ディング時の色が怪しくなるので、lspp4.1を使用。
CFDの解析結果は、LSPP – POST – Extend – ICFDに入っています。
尚、ICFDの結果を読み込むと、Fast RenderはNormalにリセットされます。

Fuid Velocity



次にアダプティブリメッシュの様子を見るため、拡大してみました。
メッシュが細かい部分は潰れて見えませんが、雰囲気はわかります。


LSPPが不安定

このサンプルは、もっと前に紹介したかったのですが、LSPPが不安定?
で、結果表示ができない時期があったり、グラフィックボードに依存したり
LSPPは、4.0,4.1共に2回/週程度更新され、その度に「できない」
と思っていましたが、グラフィックボードの相性が悪いマシンで試して
いたためでした。

NVIDIA GeForce GT620Mでの表示
ICFDのD3PLOTを読み込むと、こんな感じにまだらになる。
lspp4_abnormal_IMG_1909

アニメーション実行で落ちる!!!
lspp4_abnormal_IMG_1910

同じNVIDIAでも、TESLAは問題なし。ATI MobilityRadeonも問題なし。

今日は天気も良く、桜も見ごろ。クルマで外出したついでに桜を見にいったら
渋滞にはまってしまいました。しっかりと。
sakura_mankai_juutai_IMG_1966

 

 

 

 

 

LSTC DUMMY & BARRIER

2013 年 4 月 3 日 水曜日

LSTC社で作成している、ダミーとバリアのデータ全てを弊社サイトに
アップしました。

LSTC_.H03_-5TH_LOWER_BODY_FAST.111130_V2.0.zip
を見てみました。
解凍すると、以下のファイルが含まれています。

・READMEforUnitTr***.txt : 単位変換方法の説明
・LSTC_H03***.pdf    このデータのドキュメント。良く読んでください。
・LSTC_.H03_-5TH_LOWER_BODY_FAST.111130_V2.0.k  : メインデータ
・Transform_m-s-kg_To_cm_microsec***.k : 単位変換コマンドデータ
  lsdyna本体を実行させて必要な単位に変換します。

メインデータをlsprepostで起動してみます。

データを読込みと、ダミーポジショニングメニューも現れる。

設定された範囲で、移動・回転ができるようになっています。

Limbオペレーション・左側上足を選んで、RotANgを何回かクリック

こうなります。 便利ですね!!!!

他のデータもいくつか開いて表示してみました。

LSTC.PEDESTRIAN_LEGFORMS.100813_V2.3.1

NCACDummyDevelopment080807:実験映像のAVIファイル集

LSTC.STANDARD_UNIT_TRANSFORMATION_FILES.100729
単位変換コマンドを纏めたファイル群

LSTC.LEARNING_AID_CAR_HITTING_STANDING_DUMMY.100105_BETA

メインファイルは、dyna.SubmitMeToRunJob.k

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年初の沖縄行き

2013 年 4 月 3 日 水曜日

3/31-4/1 沖縄那覇市へ。
目的は「事務所」解約と、前回聞くことができなかったオスプレイの音。

震災後、何かのためにと思って契約したが、2年近く経っても使わないので
解約することにした。

チケット&ホテル&レンタカーは、いつもの楽天パックで \34,500/人。
土日にしたかったけど、春休みで一杯らしく、この日程しか取れず。

常磐道、首都高で羽田空港へ。オリンピックムードに染まってました。

そして、いつものうどん屋さんへ行って、ねぎ大山盛り!!!

沖縄到着。今回のレンタカーは、ワンランク上のクラスに当たったようで、
Fit Shuttle Hybrid。

会社で使っているFit より随分豪華です。LEDテールランプがカッコイイ。

先ずは、航空自衛隊近くの事務所へ行って、解約立会い。何もないので
あっという間に終了。天気はそれ程良くないが、結構暑い。
革ジャン着ていったけど、暑くて着ていられない。

用事は完了、他にすることはないのでモール辺りをブラブラしてホテルへ。

次の朝、噂のオスプレイを見に、普天間基地近くの嘉数高台公園へ。

この階段を一気に昇って展望台へ。結構足にきてしまった。
展望台最上階。地元TV局や観光客がオスプレイ離陸を待っている。

前回とは違って、基地内に動きがある。飛ぶか?

待つこと一時間。 給油が終わった一機が移動し始めた!! 飛ぶか?

滑走路へ移動して即、飛んだ!!! 噂の轟音は聞こえるか?
どれだけ凄い音がするのか? 
マレーシアGPのメインスタンド並みに酷いのか?

パタパタパタパタ、、、、、、、
反対方向に飛んで行ったためなのか、エンジン音は殆ど聞こえず。
近くに居たヒヨドリの声が大きくて、問題になっているはずの騒音は
聞くことができなかった。

まだ時間があったので、世界遺産「識名円」を見学。

ここで赤とんぼの群れ発見。撮影できず、ちょっと後悔。
で、時間になったので、クルマを帰して帰路へ。

もし次回訪れる機会があったら、是非オスプレイの生騒音を聞いてみたい。