LS-OPT 例題 Curve_Mapping Multiple Case  « ACS NEWS

LS-OPT 例題 Curve_Mapping Multiple Case 

2017 年 10 月 3 日 by yo yamgatta

次に、本演習問題の本来の最適化をセットアップしてみます。

1. 用意するファイル

任意のフォルダに以下のファイルを保存します。PARAMETER.k は Single Caseで使用したファイル
を使ってください。lsopt 設定ファイルも single.lsoptを利用します。

PCT2.k:振り幅2%    PCT6.k:振り幅6%  PCT10.k:振り幅10%

2. BaseLine 解析結果確認

  pct2.k, pct6.k, pct10.k をそれぞれ手動で実行し、応力ひずみ線図と実験値の比較です。

3. LSOPTUIによるマルチプル解析ケース設定

lsoptui で single.lsoptを読み込み、右下タイトル欄をダブルクリックして、Desciptionを変更

ファイル名を multi.lsoptとして一度保存

解析ケース名を区別しやすくするため、Stage1 を PCT2 に変更

解析ステージの追加。名称をPCT6 とする

PCT6が追加された。同様にPCT10も追加する。

PCT10まで定義された状態

PCT6をダブルクリックして、Setupを設定

Historiesタブで、応力名S6、ひずみ名E6、応力ひずみ線図名SSCURVE_PCT6 を指定。 

PCT10についても、Setup, Historiesを設定する。

Hisoriesについては、Copy, Pasteが使える。PCT2からCopy, PCT10へPaste, リネーム

PCT10 Histories

Compositesをダブルクリックして、CurveMatching2(=PCT6), 3(=PCT10)を追加する

Optimizationをダブルクリックして、目的関数を2個追加

Weightは3ケース共同じ値であるが、大事にしたいケースがあれば値を大きくする。

以上でマルチケースの設定は完了。multi.lsoptをSaveして、BaseLine RUNを行い、正常実行する
ことが確認できたら、Normal Run で最適化計算を行う。

実行中の Progressウインドウ

4. 最適化解析結果確認

LSPPで表示した3ケースの最適値と、実験値との比較を示す。

 

 

 

 

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