10月 « 2017 « ACS NEWS

2017 年 10 月 のアーカイブ

LSTC-WinSuite R10.0

2017 年 10 月 23 日 月曜日

9月末、LSTCダウンロードサイトに lstc-winsuite というディレクトリが追加され、
   LSTC-WinSuite_R10.0_r42-win-x64-install.exe
というファイルがアップされていました。ランスモアさんが上記ファイルを試してみたら、
「必要なモジュールが全部入ってますよ」ということで、私もやってみました。

ファイルサイズ:約900MB, WIndowsインストール版の3倍あります。

インストール方法:ファイルをダウンロード、任意の場所に保存してダブルクリックでインストール開始
最初にインストール内容選択があります。

デフォルトで上記プログラムのの最新版がインストールされます。
内容は、”インストール指定場所”\LSTC_SUIT 下に
  Documentation
     LS-DYNA ( R10.0 SMP単精度&倍精度、MSMPI版MPP単精度&倍精度、L2a.exe )
     LS-OPT5.2.1
     LS-PrePost4.3 ( 2017/07版)
     LS-RUN 1.0
     LS-TaSC 3.2

この中で、LS-RUNという新しいプログラムを簡単に紹介します。

従来のWindows版LS-DYNA Program Managerは、細かい設定はできなかったが、LS-RUNでは、
詳細な実行設定、SMP, MPP版両方の起動が可能、キューイング機能、LSPP起動等、これまで
Managerでジョブを起動していたユーザには便利なツールだと思われるが、コマンドをバシバシ打ち込む
ユーザにはほぼ無関係である。

試しに、PMPI版MPPDYNAを実行してみた。
事前にMPIRUNのパスを通しておく等、ある程度の準備が必要だった。

Documentation\LSTC-WinSuite_models.exe – ベンチマークと例題集

何故か、インストールファイルがここに出来ている。これもダブルクリックして実行すると以下の
フォルダと入力データ、問題説明のPDFファイルがLSTC_WinSuite下に格納されている。

Benchmark – crash, implicit, stamping 最大8コア程度で実行可能なベンチマーク用データ。
LSTCにおける測定結果も含まれている。

B01_crashの結果

試に、自分のLinuxマシンでも実行してみた。
OS:CentOS7、 INTEL CORE i7 6900K 3.7GHz 8cores,   64GB
    1core : 540s
    4core : 159s
    8core : 101s
LSTCのベンチマークマシンよりも高速だった。

他に、以下のデータが含まれている。
Examples – 衝突、ICFD、Implicit4例、塑性加工、スタンピング。全てPDFの説明が付いている。
Guidelines – Implicit解析用のデータとガイドライン。
Tutorials – lsppを使った各種解析データの作成手順、例題データ。

従来のLSDYNA例題は非常にプアなままだったが、上記のデータ群は丁寧な説明(英文)がされている。

 

 

 

 

 

ANSOL Transmisson3D Rev333

2017 年 10 月 13 日 金曜日

10/5に出された Rev. 332のバグフィックス版です。

Rev 333 – 2017-10-12 07:27:14 -0400 (Thu, 12 Oct 2017)
Log message: 2017/10/12
==========
1) The SUBSURF post-processing menu had been broken in
    Revision 322. It was giving zero subsurface stress for
    all surface pairs other than the first surface pair, ever since
    Revision 322.
2) Using a stepped segment in a pinion shaft was causing a failure
    during the generation phase.

Windows, Linux版HPからダウンロードできます。

LS-OPT 例題 Linux環境での最適化計算実行

2017 年 10 月 12 日 木曜日

前回実行した、Curve Mapping Multiple Case を使って、lsopt をLinux上で実行する方法を紹介する。
LSOPTuiは、Linux上でも使用できる。GUI環境が使えるならが以下の操作は必要はない。

1.LSDYNA実行パスの変更
  LSDYNA実行アイコン PCT2,6.10をダブルクリックしてソルバ実行コマンドをLinuxで使用する
  コマンドに変更する。 変更した状態を 任意のファイル名.lsopt として保存する。
 例) Save as “project.lsopt

2.Archive LS-OPT Database
  
Tools – Archive LS-OPT Databaseメニューを開く。Include History.x ボタンをチェックしてCreate.

  作業場所に lsopt_db というファイルが出力される。これを project.archive.lsopt にリネームする。
 現在2個のlsoptファイルが存在している。
  project.lsopt : ジョブ実行と最適化計算
  project.archive.lsopt : 最適化計算終了後のアーカイブファイル作成

3. 作業フォルダごとLinux上にコピーする

4. Linux上にLS-OPTインストール
    使用OSに適したlsopt_5_2_1_x64_OS名.tar.gz を任意の場所に保存、解凍、展開する。
   パス名 /任意の場所/LSOPT_EXE 下に実行モジュールが存在しているので、パス変数に追加する。
  lsoptui – GUI版起動コマンド
     lsopt – コマンドライン版起動コマンド

5. Linux上でLS-OPT実行
  % lsopt project.lsopt

ジョブ実行状況はテキスト形式で表示される。

実行終了

6.全解析結果のデータをひとつに纏める
   % lsopt project.archive.lsopt

  lsopack_h.tar.gz ファイルに全解析結果が纏められる。
 このファイルを Windows上に転送して解凍すると 
    ”lsoPack”   
 フォルダ以下に全てのデータが展開される。
 project.lsoptファイルも含まれているので、ここでLSOPTUI を起動してポスト処理を行う事ができる。

 

ANSOL Transmisson3D Rev332

2017 年 10 月 5 日 木曜日

Rev331から一週間程で、Rev332になりました。
今回は、非対称ギヤに関する改良がおこなわれました。

Rev 332 – 2017-10-03 07:08:25 -0400 (Tue, 03 Oct 2017)
Log message: 2017/10/03
==========
1) The treatment of form grinding for asymmetric internal and external involutes
   (with different pressure angle on two sides) was improved, so that it can
   correctly incorporate the maximum fillet radius applied to both sides of the tooth.

Windows, Linux版HPからダウンロードできます。

LS-OPT 例題 Curve_Mapping Multiple Case 

2017 年 10 月 3 日 火曜日

次に、本演習問題の本来の最適化をセットアップしてみます。

1. 用意するファイル

任意のフォルダに以下のファイルを保存します。PARAMETER.k は Single Caseで使用したファイル
を使ってください。lsopt 設定ファイルも single.lsoptを利用します。

PCT2.k:振り幅2%    PCT6.k:振り幅6%  PCT10.k:振り幅10%

2. BaseLine 解析結果確認

  pct2.k, pct6.k, pct10.k をそれぞれ手動で実行し、応力ひずみ線図と実験値の比較です。

3. LSOPTUIによるマルチプル解析ケース設定

lsoptui で single.lsoptを読み込み、右下タイトル欄をダブルクリックして、Desciptionを変更

ファイル名を multi.lsoptとして一度保存

解析ケース名を区別しやすくするため、Stage1 を PCT2 に変更

解析ステージの追加。名称をPCT6 とする

PCT6が追加された。同様にPCT10も追加する。

PCT10まで定義された状態

PCT6をダブルクリックして、Setupを設定

Historiesタブで、応力名S6、ひずみ名E6、応力ひずみ線図名SSCURVE_PCT6 を指定。 

PCT10についても、Setup, Historiesを設定する。

Hisoriesについては、Copy, Pasteが使える。PCT2からCopy, PCT10へPaste, リネーム

PCT10 Histories

Compositesをダブルクリックして、CurveMatching2(=PCT6), 3(=PCT10)を追加する

Optimizationをダブルクリックして、目的関数を2個追加

Weightは3ケース共同じ値であるが、大事にしたいケースがあれば値を大きくする。

以上でマルチケースの設定は完了。multi.lsoptをSaveして、BaseLine RUNを行い、正常実行する
ことが確認できたら、Normal Run で最適化計算を行う。

実行中の Progressウインドウ

4. 最適化解析結果確認

LSPPで表示した3ケースの最適値と、実験値との比較を示す。

 

 

 

 

LS-OPT 例題 Curve_Mapping Single Case (3)

2017 年 10 月 3 日 火曜日

10. 最適化計算実行

Normal Run 指定で、最適化計算が始まる。

LSOPTの設定から、LSDYNAが実行される様子は、Progressタブで確認できる。

最適化終了。解析結果は、Stage1/反復回数.サンプリング番号 に保存されている。

11. 最適化計算結果確認

最適化計算確認結果は、4.1 に保存されている。これをlspp43で最初と同じように実験値と比較してみる。

参考までに、ベースラインにおける結果も示す。

12. LSOPTによる最適化計算結果表示

以下のメニューでグレーアウトされていない表示機能が使用できる。

ここでは、History – CurveMatching1 の履歴を示す。他の表示機能は自身で試してみてください。

1回の計算でほぼ最適値に達していたようだ。

13.CurveMatching アルゴリズム変更による最適値

マッチングの手法を、Curve Mapping に変更して、再度最適化計算を実行してみる。

次に、最適化関連データをクリアして、再度 Normal Runを実行する。

この手法による、最適値と実験値の比較

 

 

LS-OPT 例題 Curve_Mapping Single Case (2)

2017 年 10 月 3 日 火曜日

7. 応答曲面法と繰り返し回数の設定

昨日の続き。
先ずは、lsoptuiを起動する。 Recent Project 上段に昨日Saveしたファイル名が表示されているはずだ。

single.lsoptをダブルクリックすると、昨日の状態になる。
次に、Add メニューから Termination Criteria を指定、反復回数の設定を行う。

続いて、Add Domain Reduction を追加して、SRSM (Sequential Response Surface Method)
の使用を設定する。

SRSM設定後の画面。画面には、設定内容により状態が変わった事を知らせるメッセージが時々出る。
もし操作の邪魔になるなら、X で消せる。

反復回数の指定。 Termination Criteriaをダブルクリック。 ここでは3回繰り返す。

SRSMの確認。全てデフォルト値使用。

8.確認計算の設定

Verification 確認。求まった最適値を使って、確認計算を1回行う。

以上でシングルジョブでの最適化設定は完了。一度 single.lsoptを上書きSaveしておく。

最適化計算に流れを以下に示します。

9.チェック計算実行

実際に最適化計算を行う前に、確認計算Baseline Run を行っておく。
この際、Outputウインドウに各種情報が表示されるので、Output(I)タブを全面にし、ウインドウサイズも
少し大きめにしておくのが良い。設定ミスがあった場合も、ここに表示される。

設定に間違いがなければ、以下の状態となる。

LSDYNAの計算結果は、以下の場所に保存されている。

lsoptuiで指定した作業フォルダ\Stage1\1.1 

Stage1は、lsdyna実行に付いている名称で、GUIから変更することもできる。この場合は

lsoptuiで指定した作業フォルダ\変更後の名称\1.1 

となる。最適化計算は次回。

 

 

 

 

LS-OPT 例題 Curve_Mapping Single Case (1)

2017 年 10 月 2 日 月曜日

pct2.k でシングルジョブ最適化をセットアップする手順を紹介します。

1. lsoptui 起動
  できれば、pct2.k のある場所から lsoptui 起動
  Working Dire.=pct2.k のある場所
  Filename = lsopt設定ファイル名 ( single.lsopt となる)
  Problem Desc : 問題内容記述
     Author : 任意  

  最後に Create をピックすると以下のウインドウが表示されたら、Stage1をダブルクリックする

2. lsdyna実行方法と入力ファイルの設定

  lsdyna実行モジュール名と、入力ファイル名を指定する。

 Units pre Job : 1ジョブに割り当てるCPU数
  Global Limit : 同時に使用可能が最大CPU数。 この例では 1CPU*4JOBが同時実行される。

 次に Parameterタブを開くと、*PARAMETERで設定した変数が取り込まれている。

3. 応答値設定

Historiesタブを開いて、応力ひずみ線図を定義する。
考え方はlSPPで XYPLOT – Cross の場合と同じである。最初に要素1 Y-Stressを定義する。
D3PLOTをピックすると、Historyメニューが表示されるので、以下の設定をしてOK

S2の設定情報が表示される。
次に、要素1Y-Strainを定義する。D3PLOTをピック後、以下の設定をしてOK

History Definitions ウインドウに2つの変数が表示されていることを確認。
項目ダブルクリックにより、設定内容の確認ができる。

応力ひずみ線図の定義。Crossplotをピック、 Nameは任意の名前、Z(T)=E2, F(t)=S2 を選択してOK

Hisories 確認

Responses, File Operationタブでの設定はないので、OKでStage1設定完了。
Stage1に、設計変数の数とヒストリ数が表示される。

設定状態の保存 - (作業時間と状況に応じて)設定途中で保存しておくことを推奨します。

4. 設計変数の設定

Setupをダブルクリックして設計変数の初期値、下限値、上限値を設定する。
Typeは全て Continuous, それぞれの値は以下とする。

5. サンプリング手法の設定

Sampling Sampling1 をダブルクリック

Active Variables確認

Features確認、OK

Build Metamodelsをダブルクリックして設定確認

6. 目的関数の設定

目的関数を設定するために、ADD Composites 指定

Curve Matching選択、Target Curve設定するため Add New fileを選択

Defined File Hist のAdd New を選択、Name=test2,  FileをBowseメニューからtest2.txt選択
読み込んだファイルの内容がPreviewウインドウに表示されたらOK

Algorithmとして、Mean Square Error 選択、Computed Curveは SS線図選択してOK

Optimizationをダブルクリックして、目的関数を設定する。

CurveMatching1 をクリックして目的関数とする。

目的関数1個なのでWeightは1で良い。Maximizeをチェックした場合は目的関数最大化となる。
今回は実験結果との差を最小にするので、チェックしない。

少し長くなったので、一度Save して次回に続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

LS-OPT 例題 Curve_Mapping  データ確認

2017 年 10 月 2 日 月曜日

CURVE_MAPPINGフォルダの内容

LSOPT設定済ファイルが2個あるので、*.start,lsoptを起動して設定内容を調べてみる。

PCT2, PCT6, PCT10という3個のLSDYNAジョブを実行する様になっている。
一旦lsoptuiを終了し、pct2,6,10の計算内容を調べてみることにする。

pct2.k – parameter.k と mat125.k をインクルードしている。

parameter.k で mat125.k のデータを変数として値を定義している。
以下が両ファイルの内容と、MAT125のマニュアル。(材料データ詳細は、LSDYNA Vol2マニュアル参照)

*PARAMATERの形式は、r(実数)変数名、値 となっている。
 rCB,650.0 なら 変数名CBは実数で値 650.0 となる。

pct2-10.kは、全て引張り試験による応力・ひずみ曲線を得るためのデータで、
   pct2.k – 約2%の振り幅、 pct10.k – 約10%の振り幅
となっている。 pctは、パーセントのつもりのようである。
test.2 – 10.txt は、2%~10%までの実験結果ファイルで、それぞれの計算結果に対する
ターゲットとなる。

この例題は、物性値の同定問題であり、
・ 設計変数:材料パラメータ9個
・目的関数:3ケースの解析結果と実験結果の差を最小

いきなり、3ケース纏めて設定するのは大変だ。なので、先ずは、pct2.k のケースについて
初期の解の検証を行ってみることにする。

初期値における計算結果の検証

初期値は、lsoptuiの設定値を参考にして、以下の値にしてlsdynaを実行する。
CB=1000.0、 SIGY=600.0、 C=300.0、 K=35.0、 RSAT=250.0、
SB=400.0、 H=1.2、 C1=0.1、 C2=0.5

(注意) *DATABASE_EXTENT_BINARY  IEVERP の設定
例題では、IEVERP=1 となっている。これは、D3PLOTファイルを出力毎に分割するオプションで
本例では、約100個のd3plotファイルが出力される。通常の計算であれば、1個だろうが、100個
だろうが気にしないが、lsoptは、D3PLOTの出力状況を調べて、「進行状況」として画面に表示
してくれる。細かく出力すれば、10%, 20%,,,,, と進行状況が見えてよろしいのだが、かなりのオーバー
ヘッドがあり、逆に嬉しくない。 IEVERP=0 として、実行することを推奨します。

LSDYNAを実行
実行には、lsdyna9.2単精度版を使用した。計算自体は即終わる。
> lsdyna920s i=pct2.k

LSPREPOSTで応力ひずみ線図を表示してみる
lsppでは、直接応力ひずみ線図を表示できないが、xyplot – Cross 機能により表示できる。
①time.vs.Y-Stress 表示
   Post – History – Element – Y-stress 要素ピック - Plot

 PlotWindow-1 は応力

②Time.vs.Y-Strain表示
 成分を。Mean Ipt Y-Strainに変更してNEW

  PlotWindow-2 はひずみ

③ 応力ひずみ線図表示
  Post – XYPlot – Window、Cross  選択 

 

 X-Axis設定状態から、Window#2をピック、window#2:1 (np=102)をダブルクリックでX軸が定まる

次に、Y軸設定状態に変わっているので、Window#1をピック、window#1:1 (np=102)をダブルクリック
最後に、NEWピックで応力ひずみ線図が表示される。

2%振り幅の応力ひずみ線図


計算結果と実験値の比較

実験値は、test2.txtにカンマ区切りで、ひずみ・応力の順で以下の様に書かれている。

LSPPのグラフデータをテキストで出力して、EXCEL等でグラフ化して上記データを比較しても良いが
ここでは、LSPPでユーザ作成ファイルからグラフを表示する方法を紹介する。
上記のファイルを test2_lspp.txt と名前をつけてコピーし、以下の行を付け加える。

赤:変えてはいけない
青:コメントとして表示されるので内容は自由。行数は変えてはいけない。

LSPP – POST – XYPlot のウインドウ FILE, SHOW を選択、ADD で test2_lspp.txt選択

Curve Namesを選んで、PADD で 計算結果と実験値を表示。緑が実験値である

 

次回以降の最適化機能による材料パラメータ同定により、両者はどこまで近づくか? 以降次回

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LS-OPT Ver. 5.2.1  インストールと演習例題

2017 年 10 月 2 日 月曜日

前回LS-OPT5.1 のインストールと例題を紹介してから3年近く経過してしまった。
最新の LSOPT 5.2.1前回の例題を試してみた所、同じ例題でも処理が改良・変更されている
箇所がいくつかあったので、改めて紹介し直すことにします

1. LS-OPTのインストールと設定
  ダウンロードするファイル :弊社ダウンロードサイト /lsopt/v5.2.1/lsopt_5_2_1_win.zip 
     インストールは、これを任意の場所に保存して解凍するのみ。
  LSOPT_EXEフォルダ下に、実行モジュールとユーザマニュアルが含まれている。
  起動するには、デスクトップ上にlsoptui.exe のショートカットアイコン作成すれば良い。

  自分はコマンドラインで起動することが多いので、環境変数 LSOPT_EXE とパス変数を追加している。

  環境変数 LSOPT_EXE (lsoptui.exeが存在するフォルダパス)の定義

  コントロールパネル - システム - システムの詳細設定 ― 環境変数 - システム環境変数

  次に、同じ画面から、PATHを編集して、%LSOPT_EXE% を追加する。(以下はWin10での例)

  起動の確認。新たにコマンドプロンプトを起動して、lsoptui起動。


  

2. LS-OPT演習例題のダウンロードと概要
  ダウンロードするファイル :弊社ダウンロードサイト /lsopt/v5.2.1/Training/
                          lsopt_52_intro_problemset.pdf  – 演習例題マニュアル
          lsopt_52_training_examples.tar.gz   – 演習例題
    lsopt_52_trining\examples.tar.gz を任意の場所に保存して解凍すると、以下の構成となっている。

   PaxHeader.21242 というフォルダと、run.bat, runall.bat, runlistファイルが随所に登場するが、
 何かを実行した後のゴミファイルらしいので、無視してください。

 DESIGN_OPTIMAZATION の内容

 PARAMETER_IDENFICATION の内容

 次回は、CURVE_MAPPINGの例について設定方法などを紹介します。