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2016 年 11 月 のアーカイブ

LSDYNA R9.0.1 Windows64 Complete Install版

2016 年 11 月 29 日 火曜日

11月28日、R9.0.1のWindows用フルインストール版が、やっとリリースされた。
HPサイトにアップしておいたのだが、以下に注意点を記載する。

(1)インストールの前に、旧バージョンをアンインストールする。
     ”コントロールパネル – プログラムと機能” 
  で LSDYNAをアンインストールしておく必要がある。

(2)マニュアルの重複保存。
  インストール後、マニュアル類が
  \lsdyna\manual 下に加えて、 \lsdyna 直下にも保存される。
  \lsdyna直下のマニュアルは使用しないので、ここに保存された *.pdfは削除しして構わない。

(3)セオリーマニュアルが古い
  2006年版がインストールされる。DRAFT_Theory_18Oct2016.pdf に置き換えた方が良い。

LSDYNA本体に加えて、以下のファイルも最新版に更新済である。
・lsprepost 4.3
・LSOPT V5.1 RedHat6版、 V5.2.1 Linux64 & Windows64版
・LSTASC V3.1 Linux64 & Windows64版

2016 11/3-6 台湾 高雄市ソフトパーク訪問

2016 年 11 月 9 日 水曜日

11月3日から6日まで、台湾高雄市訪問。

夕方、成田空港発バニラエアーで出発。航空券とホテル代で一人3万円也。

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翼よあれが高雄の灯だ

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高雄空港に夜遅くに到着。ホテルまではMRT乗継で行けたが、終電だったようで結構待たされた。
ホテル到着、、、、、正面ドアは壊れていた。

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翌朝。朝食なしプランなので、近くの店を探す。

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行列の店発見。写真のアングルが良くなかったが、本当に行列ができていた。

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適当に頼んだら、これが出てきた。

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最初の目的地、「高雄ソフトパーク」でミーティング。

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入口の壁には、良く見えないかもしれないが、スティーブ・ジョブスの格言

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内部の様子

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入居会社その壱

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入居会社その弐

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空き部屋、あるいは工事中の部屋は未だ多く残っていた。

これより観光スタート。先ずは、台湾の道路工事で良く見かける工事中マーク

高雄市全景を見るため、85ビル登頂。
1階にあるサンゴ売り場。超高級品がずらりとあるのだが、人気がない???

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展望フロアに飾ってあるビル全景

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ここからの眺めは最高だ!!

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なのだが、ここも人気がない。我々以外にいた唯一の方。リラックスできそうな空間だ。

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次は船に乗って、海岸公園へ

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行った証拠写真

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高雄を代表する景勝地 ”蓮池凛” 

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階段で昇ってみたら、かなりキツイ。

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池で捕えられたカメは、この場所に隔離されている。

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おおお、、恐ろしい!!

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六合国際観光余市

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アヒルの首が食欲をそそる

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大賑わい、、でもなかった蛇専門店

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ミニ鈴鹿サーキット。高性能カートでミニ鈴鹿を走れる。目指せラップタイム更新!!

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先ずは、チケットを購入して契約書にサイン。初回なので、教育を受けなければならない。

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教育ルームでセミナ受講。無理な操縦で壊した場合は罰金を取られるから操縦は慎重に。

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このなかから一台を割り与えられて、6台でのレーススタート。 が、スタートの言葉が分からず、、、、
ラップタイム更新ならず、というか、散々な結果となってしまった。(でも最下位ではなかった)

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高雄市動物園 

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ホワイトタイガーが有名らしいが、彼の家はとても広くて発見できず。代わりの写真。

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園内の池で戯れる、高雄市の若者達

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園内に檻はいらない、普通にサルが歩いていた。

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ハンサムモンキー

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動き回るナマケモノは、生まれて初めて見たような気がする。

高雄旧駅舎 - 新駅ができたら、再び現役になるらしい。

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ふらりと立ち寄っただけなのに、案内の方から親切に説明した頂きました。

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市内雑景

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ホテルの近所。「あの方」がここでピアノバーを経営? ・・よく見たら字が違いました。

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最後に、台湾らしい(と思った)写真を何枚か掲載します。

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ANSOL Transmission3D Rev310

2016 年 11 月 2 日 水曜日

2016/11/01 Rev310がリリースされました。弊社サイトからダウンロード可能です。
今回から、Linux64版もアップしています。

Rev 310 – 2016-11-01 09:56:54 -0400 (Tue, 01 Nov 2016)

     install/T3D/Transmission3D_iSys_x64_Rev310.msi
     install/T3D/T3DDistrib_Rev310_Rhel6.4.tar.gz

リリースノート

Log message:    2016/11/01
==========
1) Added crack discontinuity feature for RING, SUN and
   HYPOIDs. Not yet added for pinions. The crack discontinuity
   is created in the first tooth (instance) only. The user
   specifies two disjoint sets of elements. A displacement
   discontinuity and a contact surface is created at the
   interface between the elements of these two sets.
   This is useful for studying the effect on tooth load sharing,
   load distribution and deformation of the discontinuity.
   Not to be used for crack growth calculation, or for calculating
   the stress near the discontinuity.
2) Added a roller offset for the spherical bearings. This allows the
   reference section of a roller to be offset from the
   middle of the roller.
3) Bug fix: iSys was not passing on the value of the
   ROOTAPEX to the mesh generator.
6) Bug fix: iSys was not triggering a 3D view refresh when the
   SPEIFYMEANCONE check-box or the MEANCONEDIST value is changed.
4) Bug fix: The conformal contact was not working well when the conformal
   surfaces have large curvature.
5) Bug fix. The LoadSPA button was not correctly loading the tooth
   thickness for a hypoid pinion/gear.
7) Added script HypoidSurfaceCoordinate.cmd to calculate coordinates
   of a point on the hypoid surface.
8) Bug Fix: Fixed problem with convergence in face-hobbed mesh generator
   for one example.
9) Bug fix: The OutputLoadData() script function was crashing calyx
   when used with conformal contacts with zero relative curvature.
10)Bug fix: Calyx was crashing while searching for candidate points.

LSDYNA 複数ジョブ同時実行によるオーバーヘッド

2016 年 11 月 1 日 火曜日

CentOS7 搭載機、先週もう少しの所があると書いたが、その後
FireFoxでダウンロードできない
 ユーザIDを作り直したら問題は解決した。最初にGUIで適当に作ったのがいけなかったか?
・モニタスピーカから音が出ない
 放置中・省電力モードになると、モニタスイッチを入れ直す必要がある
 単純なのだが、問題はモニタスイッチが非常に押しにくいことだ。

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ON→OFFは光っているからまだいいのでが、OFF→ONは非常に押しづらい。
これは、モニタ本体の省電力をDisableすることで解決できた。

先週は、LSDYNA R901での性能測定結果を紹介した。
ベンチマークは必ず、シングルジョブでの実行としている。しかし実際の運用においては複数ジョブ
を実行したくなる場合も多い。ここでは、SMP, MPP版それぞれにおいて複数ジョブ実行により
どれくらい実行時間に影響するか調べてみた。

・SMP版
 4CPU 単独実行 1,401s 
  4CPU*2 job実行  1,602s   約14%増加
  8CPU  単独実行 1,098s

・MPP版
 4CPU 単独実行 957s 
  4CPU*2 job実行  1,097s   約14%増加
  8CPU 単独実行  580s

仮に、ほぼ同じ計算時間で終わるジョブを4回実行する場合で考えると
  4CPU*2 job実行を2回 = 2,194s
  8CPU単独実行を4回  = 2,320s
ということになる。

複数ジョブ実行によるオーバヘッドは約15%程度と考えて見積れば良いという結論。
しかしながら、見積もっている時間があるのなら、とりあえず最大CPU数での実行推奨。

 

Windows10 LsPrepostインストールとWindowsSmartScreen

2016 年 11 月 1 日 火曜日

Windows10のマシンにソフトをインストールする場合、管理者権限のユーザIDでも
「管理者として実行」としないと、インストールしてもらえないようだ。
最新版のLSPREPOSTをインストールしてみる。

win10-smart0

すると、こんなメッセージが出てくる。自分は悪いことをしたのだろうか? と悩む場面だ。

win10-smart1

デフォルトは「実行しない」だ。自分はLSPREPOSTのためにこのPCを買っただ、悩む必要はない。
詳細情報を選ぶと、

win10-smart2

実行を選択。これでインストールが始まるかと思ったら、

win10-smart-norton

ノートンが出てきて、やめてください、、、のような。LSPREPOSTのために買ったPCだから実行しかない。

「WindowsによてPCが保護」は、Windows Smarscreen という機能が出しているらしく、この機能は
コントロールパネルでOFFにできる。

win10-smartscrn-off

これで、SmatrScreenはオフになったのでブルーバックの警告は出なくなる。
が、ノートンは相変わらず登場するのは我慢するしかないか。

CentOS 6.5マシン ファン交換

2016 年 11 月 1 日 火曜日

2012年に導入したGPU計算評価マシン。以前も異音が出だしたと書いたが、本当に煩くなってきた。
調べてみたら、サイドファンから音が出るようだ。

カバーを開けて中を見たらこの状態。

old_fan_img_6957

メーカに送って修理してもらおうかとも考えたが、保証期間はとっくに過ぎている。
ならば、自分で取り替えてみるかと、同じスペックのファンを探してみた。

fan-amazon

Cooler Master MegaFlow 200 Blue LED, Silent Fan MegaFlowシリーズ(20cmファン) FN742 R4-LUS-07AB-GP
アマゾンで、¥2,798

色は、青、赤、無色があったが、ケースカバーが透明なので青にした。

注文してすぐに届いた。交換作業は至って簡単。古いファンを外して新しいファンに入れ替えるだけ。
交換した結果は完璧だった。騒音は一切なくなり、しかも綺麗になった。

new_fan_img_6968

New Linux Workstation – Ansol T3D 性能テスト

2016 年 11 月 1 日 火曜日

CentOS7 Skylake CPUマシンでのANSOL T3D 実行性能テスト結果です。

(1)ANSOL起動コマンド
2015年4月の、Linux版インストール紹介では、ANSOL起動コマンドを Aliasで
設定するように紹介しました。しかし、出力されるログファイルに開始・終了時刻を
出したかったので、次のように変更しました。

ANSOLインストール場所に ansolt3d を作成。内容は

date
multyx Transmission3Dcr.sdf
date

これだけです。ファイルを作成し終わったら、
% chmod a+x ansolt3d
で実行権を付加します。ansolt3dのaliasが生きている場合は、
%unalias ansolt3d

(2)テストモデル:ANSOL ExampleData  WindTurbineGearBox\RollerBearingModel
2016年4月には、SSD速度効果で、2016年5月には、24コアマシンテストに使用したデータです。

(3)入力データと実行方法
入力データ
sesfile WindTurbineRollerBearings.ses
loadses
nthreads 8          :使用するマシンにより、並列数は変更
setup
 calyxverbosity 1
 conservememory off   :メモリを最大限に使用する設定
 memory_usage_level 3
exit
startanal
quit ok

実行方法 – Rev309使用
% ansolt3d < input.dat > output.list

(4)テスト結果
CentOS7 Core i7 6900K   8core 使用 経過時間 6,984秒 ピークメモリ61GB
Windows10 XEON 2687w 16core 使用  経過時間   6,515秒 ピークメモリ64GB

自分では結構良い性能だと思う、が、自分以外の社員は触りたがらないのが難点。