New Linux Workstation – LsPrePost, DEP/Meshworksインストール « ACS NEWS

New Linux Workstation – LsPrePost, DEP/Meshworksインストール

2016 年 10 月 22 日 by yo yamgatta

以前紹介したように、古いUNIXワークステーションを撤去、現在のLinux機も古くなってきたので、
最新のマシンをLinuxで導入した。

UNIV UNi-i7HX/Silent

univ-i7hx-img_6935

外見は極めてシンプル。主なスペックは

  CPU:Core i7 6900K  8core/16thread 3.2GHz(Turbo Boost時最大3.7GHz)
  マザーボード:Intel X99 ExpressChipset
  メモリー:64GB (8GBx8) DDR4-2133
  HDD1 BootDevice:SATAIII 4TB
  ビデオコントローラー:NVIDIA Quadro K2200 4.0GB
  OS:CentOS
  モニタ:Dell S2716DG 27インチ/WQHD/1ms/G-Sync対応/144Hz(別途アマゾンで購入)

univ-i7hx-mon-img_6937

OSをCentOS7 に更新
 到着後、起動確認したらCentOS6.8が搭載されていた。これでも良いのだが、
 ・CentOS6.5 & 6.6 のマシンは既にある
 ・最新のCentOS7は、6.Xと随分違うらしい
 ・LSPREPOSTは、CentOS7版がリリースされている
ということで、CentOS7 をクリーンインストールすることにした。

・CentOS7インストール
 1回で入ったが、ディスク構成が気に入らず、試行錯誤を繰り返す。
 3回目で、BIOS画面しか出なくなって非常に緊張した。がまっさらなマシンなので突き進むのみ。
 5回目辺りで、良い感じになった。

・NVIDIAドライバインストール
 普通は、コンソールモードで起動してドライバインストーラを起動すればいいのだが、CentOSでは
 ”nouveau” というドライバが有効になっているらしく、これを無効にしないといけないらしい。
 苦労したが、何とかなった。

・CentOS7 と以前のバージョンの違い
 - システム設定のコマンドがかなり変わっている。
 - GUIによる設定 SUSEやUbuntsでは、GUIで大体のことはできたが、CentOS7では “打ち込め!”
 - 以前は勝手にインストールされていたゲームの類一切なし
   – ツールバーの位置や形式は、”プロパティ” メニューでできたが、7ではそういった機能は削除された
  ” 打ち込め” “ファイルを編集しろ”
 - 画面を綺麗に飾り付ける基本機能等用意されていない(探せば何かしらの方法はあると思う)

  感想:無駄を排除した男のOSだ、と思った。Windowsしか触っていない人は絶対触りたくないだろう。

・LSPREPOST4.3 インストール
 NFSマウントで、LsPrePost4.3 for CentOS6があるので起動してみると、ライブラリ不足で起動できず。
 個別に解決できそうな気もしたが、素直にCentOS7版をインストールするべきである。

   インストールして、Neonモデルを表示。
 Quadro K2200と1msモニタの組み合わせは、これまでで最速と感じられた。

lspp43-img_6945

・DEP MeshWorks 7.2 インストール
 
こちらは、CentOS6版までしたリリースされていない。が、何とかなるだろうという楽観的観測で
 インストール開始。起動してみると、ダメだった。実行時ライブラリが不足している。

dep01-6939

 足りないのは、libpangox-1.0.so.0 である。ネットで検索したら、CentOS7用のRPMがあったので
 これをダウンロード。以下の方法でインストールした。

dep02-6940

 MeshWoks無事起動

dep_6942

 大体OKなのだが、困った箇所がひとつ。色付メニューが全てモノクロになり、場合によっては文字が
 見えなくなる。

 CentOS6.5

dep-cent65_6946

 CentOS 7

dep-centos7_6947

 操作はできるが、やはり従来通り色付メニューの方が良い。ネイティブ対応を依頼しよう。

次は、Core i7 6900K (Skylake) でのLSDYNAベンチマークを行う予定。

 

 

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