lsdyna ICFD による FSI 例題 -  bridgeFlutter « ACS NEWS

lsdyna ICFD による FSI 例題 -  bridgeFlutter

2015 年 6 月 9 日 by yo yamgatta

今年の4/15付で、LSTCダウンロードサイト Example – ICFDに icfd_misc というディレクトリが作成され、
5個の例題が追加されていた。最新正式版 R8.0 で試したところ、5ケース共エラーとなり、動作しない。
だめだ、、、、未だ実用の域にないのか? 

試しにR8.0よりも新しい最新DEV版(Linux64 MPP 98003)で試したら1例題だけ動いた。
しばらく実行させていたが、終了までかなり時間がかかりそうだ。折角数時間計算したのに、途中で止める
のは勿体なく。最後まで計算したら何か新しい現象が見れるかもしれないと思いつつ、ひたすら待った。
そして今朝指定時間800秒まで到達、終了した。結果を見た限り特に目新しいことはない。

計算開始: 5/21 昼 MPP 4CPU使用
終了   : 6/9早朝 経過時間 450時間

これ程時間のかかる問題が何故「例題」なのか理解に苦しむが、同じ苦しみを味わうユーザが出ないよう、
以下に内容を簡単に紹介する。

流体側メッシュ&境界条件 
(流体メッシュはLSDYNA実行時に生成されるので境界のみ定義)

bridge_fluid_bc1

bridge_struct_bc1

計算結果1 – 流体圧力変化と構造変形の様子

計算結果2 - 構造周辺の流体リメッシュの様子

結果出力間隔が粗すぎて、メッシュ変化の様子がよくわからない。

もし再計算するなら、終了時刻は 1/4  結果出力間隔は1/5以下、できれば64CPU数以上が良い。

 

 

 

 

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