Xeon-E5 .vs. Core-i7 ANSYS陰解法テスト « ACS NEWS

Xeon-E5 .vs. Core-i7 ANSYS陰解法テスト

2014 年 1 月 9 日 by yo yamgatta

前回は陽解法でのベンチマークを行った。
今回はANSYS陰解法での測定結果を紹介する。

はじめに、マシンスペックを復習すると
Xeon-E5 1660V2 3.70GHz 6core  RAM 128GB
Core-i7   4960X  3.60GHz  6core   RAM  64GB

ANSYSバージョン:ANSYS14.5

問題1
静解析    465,000節点      417,000HEX8要素
計算終了までの経過時間
  Xeon-E5 : 11,337s  (ANSYS使用メモリ20GB)
     Core-i7   : 11,117s (ANSYS使用メモリ20GB)

問題2
固有値解析  712,400節点 592,000HEX8要素

計算終了までの経過時間
   Xeon-E5 : 10,650s  (ANSYS使用メモリ69GB)
    Core-i7   : 31,740s (ANSYS使用メモリ40GB)

結論:問題サイズが大きくなると、大メモリによる効果は大きかった。
担当者によると、問題2は24GBのマシンでは3日以上要していたらしい。

陰解法を主として使用するなら、クロックを落としてでもXeonを選び
できるだけメモリを沢山積むのが正解だと思う。

 

 

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