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lsprepost 要素単位での選択表示

2013 年 6 月 17 日 by yo yamgatta

lsprepostでは、パート単位の表示選択はSelPartで簡単に設定できるが、
要素単位となると、結構厄介だったりする。ここでは、要素単位での選択方法を示す。

ここで使った例題 : LSDYNA SAMPLE SAMPLE04.dynの解析結果

1、要素番号で指定 –  要素番号 1-120だけを表示したい
表示したいPARTをSelPartで選択後、EleTol-Blank

blank_by_id

ID入力の拡大

bkank_by_id2

 

IDの欄に要素番号を入力する。形式は、
1:120   – 番号 1 から 120 まで 
1:120:3 – 番号 1 から 120まで 3刻み
1,20,30,41,44 – 個別指定
注1) ID の場合、In/Out区別なし、Add/Rm Addのみ。
注2) 形式の説明は、LSPPマニュアルに記載されていない。


カーソルをIDの欄に入れた状態でEnter

bkank_by_id3

指定した番号が非表示となる。実際には 1-120を表示したいのでReverse

bkank_by_id4

AutCenで、選択要素を画面サイズにフィット。

2,物理量の値で要素選択

先ずは、SelPartしてから Post – FriCompで成分選択、表示。ここでは、X-Stressを選んだ。
条件①X-Stress>0 の要素だけを選択したい

bkank_by_frin1

EleTol – Blank でElement, Frin を選択
S-Xの計算結果は、-1.566e-3 – 2.50e-3 の範囲。

bkank_by_frin2

Blank で Element指定。Sel-Elemで Frin指定。Min – Max値を入力
ここで、Min-Maxの役割は、
– In – 範囲の要素を非表示- Out – 範囲の要素以外を非表示。
Outを選んで、Select 実行。実行結果は

bkank_by_frin3

これで、X-Stress>0 の要素のみが表示できた。次にこの状態から、
条件②Y-Stress>0の
要素のみを選択する。

Post – FriCompで Y-Stress表示。EleTol-Blankで 前回と同様に値を指定、Select.

bkank_by_frin4

これで、X-Stress & Y-Stress > 0 の要素のみが選択できた。

今日久々に更新したついでに、イメージサイズを大きくした。これまで 400×320 今日から 640*480
何でも大きい方が良いに決まってる。文体も ですます から である に変えちゃった。

 

 

 

 

 

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