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2012 年 10 月 のアーカイブ

LSDYNA 971R6.1 更新

2012 年 10 月 30 日 火曜日

10月に入って、いくつか更新されたものをアップロードしました。

Manual/LS-DYNA_manual_VOL_I&II_R6.1.0.pd
  Vol_Iは、開いた時にしおりが表示されるよう修整しました。

ls971_R6.1.0/ls-dyna_smp_s&d_R610_winx64_ifort101.zip
ls971_R6.1.0/ls971_R6.1.0_winx64-install.exe
  Win64版のみ更新されていました。

lsprepost/LS-PrePost-4.0-X64_setup.exe
 デフォルトのインストール場所が \ls-prepost\4.0-X64
  に変わっています。

 

IUR成果報告会

2012 年 10 月 29 日 月曜日

10/27 茨城大学構内で開催されました。学生フォーミュラ2012 総合5位!
ペイントした車両は初めてみました。自社のロゴはどこにある?

発見! 小さいので部分拡大

チームの皆さん。来年はウイングを付けたいらしく。
このためにCFDにも取り組んで行きたいそうです。
効果出すには何年もかかりそうな気がしますが頑張ってください。

 

LSDYNA ライセンスサーバID – Windows版

2012 年 10 月 22 日 月曜日

前回のお知らせの後で、Windows版では Program Managerが古いと
新しいライセンスを認識しない(インストールできない)ことがわかりました。
そうしたら、10/15 新しい フルインストール版がリリースされていました。
こちらは、ライセンスマネージャ・プログラムマネージャ共に最新版になっている
ことを確認しました。

Windows版のユーザは、ダウンロードサイトから

ls971_R6.1.0/ls971_R6.1.0_winx64-install.exe

をダウンロード、実行するのみで全ての更新が完了します。

こちらのやり方をお勧めします。

LSDYNA ライセンスサーバID取得変更

2012 年 10 月 10 日 水曜日

10月から、LSDYNAライセンスのためのマシン情報取得方法が変更になりました。 
このためには、最新のライセンスマネージャプログラム ”75847″に更新する必要
があります。

従来情報でのライセンス申請は受け付けてもらえません。
ライセンス更新時には必ず75847による情報を送ってください。

互換性:75847は、現在発行されているライセンス使用可能です。

1. マシン情報ファイル ”LSTC_SERVER_INFO” 

server情報が以下に示す例のように変わります。
new longer IDだそうです。

Windows従来

#
SERVER: 5A685D78
# Realtek PCIe GBE Family Controller (ETHERNET,UP)
SERVER: 46E9931D
# Generic (UP)
# Number of CPUs:12
# ProductId     : No ProductId Information
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX

Windows最新75847

# 0: b 756e6547 6c65746e 49656e69
# 1: 206c2 200800 29ae3bf bfebfbff
# 2: 55035a01 f0b2ff 0 ca0000
# 4: 3c004121 1c0003f 3f 0
# 5: 40 40 3 1120
# 6: 7 2 1 0
# 9: 0 0 0 0
# 10: 7300403 4 0 603
# 11: 0 0 4 0
# e0: 80000008 0 0 0
# e1: 0 0 1 2c100000
# e2: 65746e49 2952286c 726f4320 4d542865
# e3: 37692029 55504320 20202020 58202020
# e4: 30383920 20402020 33332e33 7a4847
# e6: 0 0 1006040 0
# e7: 0 0 0 100
# e8: 3024 0 0 0
#
# OPTIONS LOCALUSER/LOCALWINOPTS GENERATE A Windows LOCAL LICENSE
#   LOCALUSER: User Name
#   LOCALWINOPTS: ALL
#
SERVER: 5A685D78 34DB01B0 24D6203A F5BBC110 ACE75111
ALLOW_RANGE:  192.168.011.000 192.168.011.255
# Realtek PCIe GBE Family Controller (UP)
SERVER: 46E9931D 6E7B2D51 3D3C0108 8BDB9E97 A532F0B1
ALLOW_RANGE:  127.000.000.001 127.000.000.001
# Generic (UP)
# Number of CPUs:12
# ProductId     : No ProductId Information
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX

Linux従来

SERVER: 97E4D5BB
# Linux amtec 2.6.31.14-0.8-desktop #1 SMP PREEMPT
# Host ID       : 97e4d5bb
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX
#

Linux最新

# 0: 6 68747541 444d4163 69746e65
# 1: 100fa0 60800 802009 178bfbff
# 5: 40 40 3 0
# 6: 0 0 1 0
# e0: 8000001b 68747541 444d4163 69746e65
# e1: 100fa0 10000091 37ff efd3fbff
# e2: 20444d41 6e656850 74286d6f 4920296d
# e3: 36582049 39303120 50205430 65636f72
# e4: 726f7373 0 0 0
# e5: ff30ff10 ff30ff20 40020140 40020140
# e6: 20800000 42004200 2008140 30b140
# e7: 0 0 0 3d9
# e8: 3030 0 3005 0
# e10: 1 40 0 40f
# e25: f0300000 60100000 0 0
# e27: 1f 0 0 0
#
# OPTIONS LOCALUSER/LOCALWINOPTS GENERATE A Windows
#   LOCALUSER: User Name
#   LOCALWINOPTS: ALL
#
SERVER: 97E4D5BB 7C04CEDD 1C923816 691F5A7A E8E9A990
# Linux amtec 2.6.31.14-0.8-desktop #1 SMP PREEMPT 2
# Host ID       : 97e4d5bb
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX

AIX5.2従来

SERVER: 01D0AAD2
# AIX p185 2 5 0001D0AAD200
# Host ID       : 1d0aad2
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX

AIX5.2最新 (あまり変わってません)

# OPTIONS LOCALUSER/LOCALWINOPTS GENERATE A Windows
#   LOCALUSER: User Name
#   LOCALWINOPTS: ALL
#SERVER: 01D0AAD2
# AIX p185 2 5 0001D0AAD200
# Host ID       : 1d0aad2
#
ALLOW_RANGE:  XXX.XXX.XXX.XXX XXX.XXX.XXX.XXX

2. ライセンスマネージャ更新方法

複数ジョブが稼動したままの状況でもライセンスマネージャは更新できます。

2.1 Windows

先ずは一時的にUACをオフにしておきます。
“コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\ユーザー アカウント”



LSTC_LicenseManager_75847_win.exeをダウンロード。
任意の場所に置いて、管理者権限で実行。

ライセンスサーバになっている場合、以下をチェックしておきます。

以上で終了です。念のため、ライセンスマネージャのバージョン確認

DOS> lstc_qrun -v
LSTC Queue Run Version 75847

クライアントの場合は以上で終了。

マシン情報ファイル LSTC_SERVER_INFOの取得

従来と同じく、LSDYNA Program Managerから行います。

必要事項を記載、Saveすると LSDYNAインストール場所に 
    “LSTC_SERVER_INO”
ファイルが出力されます。

2.2 UNIX, LINUX

先ずは、自分のOS用ライセンスマネージャファイルをダウンロードして、任意の
場所に保存します。

% cd 任意の場所
% gunzip LSTC_LicenseManager_75847_xxxxxx.tgz

% cd “lstc_server” のある場所

ライセンスサーバの場合、サーバー停止
% ./server_kill
または
 % ps -lef | grep lstc_server
 % kill -TERM PID

念のため、現在バージョンをリネームしておく
 % mv lstc_server lstc_server.old
 % tar 任意の場所/xvf LSTC_LicenseManager_75847_xxxxxx.tar

ライセンスサーバの場合、サーバー起動

 % ./server_start
または
 % lstc_server -l ログファイル名

ライセンスマネージャのバージョン確認

 % lstc_qrun -v
 LSTC Queue Run Version 75847

マシン情報ファイル LSTC_SERVER_INFOの取得
 % lstc_server info
   lstc_serverの存在する場所に ”LSTC_SERVER_INFO”が出力されます。
 (可能なら)会社名、連絡先などを記載

それ程大変な作業ではないので、必ず実施しておいてください。

 

2012 F1 日本グランプリ

2012 年 10 月 8 日 月曜日

10/5-8 今年も鈴鹿サーキットへ行ってきました。
観戦位置はシケイン前のQ2席。
結果はご存知のように、小林可夢偉選手3位表彰台!

最後はバトンに抜かれそうになり、皆で「早くゴールして!」

いつもは、表彰式が始まると帰り始める人が多かったのが、今年は全員座ったまま、
表彰台(あるいはモニタ画面)凝視。

レース中の写真をうまく撮る技術もカメラもありませんので(上記で精一杯)、雰囲気
伝わりそうなスナップショット掲載します。

朝、駐車場からサーキットへ。ここで待ってればドライバーが通ります。

 

鈴鹿サーキット50周年おめでとうございます。

 

歴代F1マシン展示

スーパーアグリ。以前マレーシアで見たけど、至近距離では始めて。

ジャン・アレジ&中野信治さんトークショー

皆さん工夫していらしてます。

ザウバーキャップ。持参していったスーパーアグリの黒キャップが暑くて暑くて、、、
こちら涼しくて良かったです。

ドライバーズパレード。

ルイス・ハミルトンはシケインでクルマから降りて

観客席の写真を撮りまくり!!!

マーク・ウエバー、これ予選中です。

以下3枚は、テレビ等では見れない貴重なシーンです。
レース・表彰式終了後、残念ながらコース上でリタイアした3台が運ばれてきました。

アロンソは前日の予選の件で、朝から不機嫌だったようで。
「サインも何もしてくれない」(by 隣の座席の人談話)

とばっちり、、、

 ちょっと失敗してしまった、セルジオ・ペレス

そしてまた来年!!!

 

 

 

 

 

OpenFOAM Version 2.1.1

2012 年 10 月 3 日 水曜日

OpenSUSE 11.2を再インストール、色々設定し直して
何とか使えるようになりました。何故OpenSUSEのバージョンが
上げられなかったは全くもって不明なままです。

OpenSUSEのバージョンを上げようtお思ったそもそものきっかけは
OpenFOAMの最新版 2.1.1 をインストールしたかったから。
ソースから入れるのはとても大変なので、バイナリRPMでパパッと
やろうとしたのです。

で、ダメもとでRPMインストールしようと思いましたが、当然ダメ。

そこで、ソースから自分でコンパイルすることにしました。
完了してから数日経過、かなり忘れてしまったのですが、以下
その際の覚書です。

< Qtのバージョンが合わない >
Ver4.5.3が入っていましたが、これではコンパイルできないらしい。
最新のフリーソース版 4.8.3を試したが、別な前提条件が合わず
断念。4.6.4を入れたら何とか成功。コンパイル完了までかなりの
時間がかかりました。その際のスナップ。

この後、OpenFOAM本体とサードパーティー関連ソースを持ってきて
コンパイル、環境設定。これも相当な時間がかかります。
(一晩待つ覚悟で)

結果、完成!!!   ParaFOAMでの試計算の結果です。

例題をいくつか試してみた結果、全部計算・表示できたので多分OK。

今回は何とかできましたが、今後OSの上げられないハードはちょっと不安。

PS: コマンド履歴を見ていたら、Qtの前に、cmake 2.8.9もソースからmake
していました。他にもあったかもしれない、、、、
とにかく、一発でパッとは出来ません。

色々トラブルと格闘しながら、長い待ち時間に耐えなければならない。
完成した頃には意識朦朧、記憶が薄れて思い出すことができない。
メモはあれど、どれが正解なのかわからない、、、、、
良く出来たもんだ、、、と自画自賛。とにかくできた。