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2006 年 6 月 のアーカイブ

International LS-DYNA Users Conference 2006

2006 年 6 月 7 日 水曜日

2006年6月4日~6日 米国ミシガン州ディアボーン

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              会場のハイアットリージェンシーホテル

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           会場ホテルからはフォード本社がすぐ近く


International LS-DYNA Users Conference 2006 (1)


image03.jpg 2006年6月、LSDYNA販売代理店の日立ハイテクトレーディングの阿部氏と共に、第9回LSDYNA国際ユーザ会議に参加しました。

会場のハイアットリージェンシーホテルは、空港からすぐ近く。フォード社本社の目の前にあります。

期間は、6/4(日)からですが、この日はオープニングセレモニーや会議参加受付のみ、実際の講演は事例発表は、6/5-6の2日間にわたって行われました。

今回の参加者は、公称600名ですが、ビッグスリーなど地元のユーザは自分の発表だけで帰ってしまうようで、実感としては400名位、発表件数は約100件でした。

会議参加費用は、$400+ホテル代($145+TAX/泊)です。

次回は、2008年6月8-10、同じ場所で開催予定です。ユーザの皆さんも是非御参加ください。

基調講演など全体発表は数百人収容できる大きな会場で、それ以外のユーザ事例発表は、クラッシュ、メタルフォーミングなど各テーマ別に、それぞれ数十人程度の会議室でパラレルで行われます。

同時に5室以上で発表が行われるので、全てを聴講するのは全く無理です。今回私は、衝突解析関連をメイン、阿部さんは解析性能をメインに聴講しました。


International LS-DYNA Users Conference 2006 (2) image04.jpg

講演中の撮影は原則として許可されていませんが、これだけは撮影に成功しました。LSTC社ジョン・O・ホリキスト社長の基調講演の目次です。

ちなみに、発表当日、LSTC社WEBサイトでLSDYNA Ver.971が正式リリースされました。(後日、修正が入り、結局2007年にずれ込む)。

ホリキスト社長の講演は、相変わらず数式が多く、難解です。しかし、解析マニアの多い?、米国のLSDYNAユーザはこのスタイルを期待しているようで、発表終了すると場内われんばかりの拍手喝采。


image05.jpg 講演中の撮影ができないため、どうしてもこういう写真が多くなります。ランチタイム、同行の阿部氏と。朝食、ランチ、ディナーなどの食事、飲み物は、有力ハードウエアメーカがスポンサーとなって開催されます。

印象に残ったユーザ発表は、

・ロシア国立研究所 解析事例の紹介はそこそこに、研究所人材の米国自動車会社への売り込みセールスが主な目的のようでした。
冷戦が終わって、時代が大きく変わったことを実感。

・ベラルーシ ミンスク大学 発表者は女性です。CD一枚に発表資料を入れて持参したようですが、思ったように動かず、おまけに英語も現在勉強中のようで、内容は誰にも理解できませんでしたが、発表後本人は気にしていない様子。(どうせ、知り合いは誰も来ていない!)

International LS-DYNA Users Conference 2006 (3)

ユーザ会議終了後は、一日DEP社に行って、ラダハ社長と打合せ。

その後LSTC社を訪問するため、サンフランシスコへ移動しました。訪問の前日、DEP社サンフラシスコオフィスにいるMr.Anuupと会って、メジャー観戦です。

サンフランシスコには、2つのチームがありますが、今回は、ボンズのいる、サンフランシスコジャイアンツです。

Mr.Anuupは、DEP社Morpherの次世代モーフィングの開発を担当しています。内容に関してお知らせできるようになり次第、ユーザの方々へも紹介しますのでお待ちください。

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ジャイアンツホーム球場 AT&Tパーク前にて

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内野席は3階建てなのに外野はとっても低い

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外野場外の海上には、バットマン姿でホームランボールを待っている人達がいます